生命保険見直し設計を安心サポートします  山畑行政書士事務所
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 ■生命保険見直し設計−>学資保険の損得

はじめに

こんなときにご相談を

保障の目安

見直しチェックポイント

ご相談例

◎学資保険の損得

お宝保険は解約しない

◎生命保険の原価開示


  最近、学資保険に関するご相談を相次いで受けました。 私も子供が生まれたときは、教育費用を確保するため学資保険に加入しました。

  当然、そのときは保険に関する知識も有せず、世間一般の新米パパの1人であり、何の疑問も持たず、子供が生まれるたびに加入しました。

  しかし、学資資金を確保するのが加入目的であり、支払い保険料を下回る祝金しか支払われない学資保険に魅力を感じなくなって、途中解約しました。

  一般的な学資保険の保障内容としては、下記の項目があります。

  @ 進学時の出費を賄う。
    小学校入学、中学校進学、高校進学、大学進学時には、一度に数十万の出費を強いられます。 子供の
    成長に合わせて、金額もうなぎ登りとなります。   
    また、進学先が公立か私立かによっても必要になる金額は大きく異なってきます。

  A入院保障特約
   ケガや病気で入院したとき、日額数千円の入院給付がされます。

  B 死亡保険金
    子供が死亡したとき、数百万円の死亡保険金が支払われます。

  C 育英資金
    契約者(通常は父親)に不幸があった場合、保険料の支払いが免除されます。

  このような盛りだくさんの特約を付けると、当然、支払った保険料の累計額を下回る進学祝い金しか戻ってきません。

  通常では、保険料の約2割程度が特約保険料に充当され、払込み保険料の約8割程度しか祝金として戻ってきません。

  単純に言えば、将来の学資を確保するための保険なので、払込み保険料にプラスアルファがあって、それを学資に充当したいところですが、そうなってはいません。

  バブル時代のときは、高金利であったため、払込み保険料にプラスアルファが期待できましたが、現在の低金利では望むすべがありません。

  そこで、如何に子供の保障も確保したうえで、学資資金を貯めることができるか考えてみましょう。

  @ 進学時の出費を賄う。
    子供名義の積立貯金をお勧めします。 子供の進学に合わせて、出費金額もある程度想定できますので、
    予め必要と思われる金額を目標に貯金に励みます。

  A 入院保障特約
    家計収入を稼ぎ出している父親の生命保険に家族特約を付けて、入院給付を得られるようにします。 
    多分、保険料は割安になります。 子供の人数が多くなるほど、割安となると思います。

  B 死亡保険金
    保険事故の確率が非常に低いため、いざと言うときは、子供名義で積み立てた貯金で賄います。

  C育英資金
   父親の死亡保険金によってカバーすることを考えます。
   子供の人数によっても、必要とする金額は異なるため、また、遺族年金などの公的制度も加味したうえで、
   父親の死亡保険金額を決めれば、特に、必要とする特約ではありません。

  最後に、毎月の保険料は払込み期間が長いため、数百万円に上ります。 
家族全員でトータルに考えて、保険に加入することをお勧めします。 そうすれば、少ない保険料で同等の保障が得られ、かつ、お金を有効に学資資金に廻すことができます。
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