１．必要書類

　　本 　人 　 　：　印鑑登録証明書、戸籍謄本、住民票
　　任意後見人　：　印鑑登録証明書、住民票
　　この他に、土地や建物の登記簿謄本等が必要な場合もあります。

２．公正証書の作成費用と登記費用

３．任意後見の登記

　 任意後見契約書が公正証書により作成されると、公証人の嘱託により、任意後見がされた旨の登記がなされます。

４．関係人への報酬

　 任意後見人及び任意後見監督人への報酬については、次の通りです。

　 任意後見人への報酬については、契約内容によりますが、月数万円前後が一般的です。　親族に依頼する場合は、無報酬とすることもあります。
　 親族に無報酬で依頼した場合は、任意後見に関する公正証書作成と同時に、「公正証書遺言」を作成して、遺言で相続額を手厚くして報いる例もあります。

　 任意後見監督人への報酬は、本人の財産や監督業務の内容等を考慮して、家庭裁判所が決定します。

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